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HRイノベーション
HRイノベーション部門では、HR領域に特化したM&A仲介・コンサルティング及び、スタートアップ・ベンチャー投資、資金調達支援サービスを提供しています。
スタートアップ・ベンチャー投資、資金調達支援
投資家向けには、オールインワンHRがプロの目で開拓&ソーシングした案件のアレンジを行っています。一方、資金調達を希望する企業向けには、オールインワンHRからの投資や投資家とのマッチングを通じた資金調達支援を行っています。
M&A支援
HRビジネスに深い知見を有するプロフェッショナルチームが、M&A(企業買収・売却)戦略の立案から運用までサポートしています。事業承継型、スタートアップイグジット型のいずれにも対応しています。
HR産業のスタートアップ年代史
HR産業の歴史を振り返ると、労働・雇用環境に新しい価値観・テクノロジーが登場するタイミングで革新的なHR企業が誕生してきました。その年代史は以下のように大区分できます。
- HR1.0時代(1980年~2000年)
- HR2.0時代(2000年~2020年)
- HR3.0時代(2020年~)
HR1.0時代(1980年~2000年)
HR業界草創期となるHR1.0時代。雇用に対する価値観が変化することで、人材紹介、人材派遣、求人広告、採用支援、組織マネジメント支援、教育支援、アウトソーシング(BPO)のようなビジネスモデルが生まれ、リクルート、パソナ、パーソル(旧テンプスタッフ)、JACリクルートメント等、産業の礎を築くような企業が誕生しました。
ITが急速に普及した1990年代後半は、マッチングの媒体がアナログからデジタルに急速シフト。ネット求人広告専業大手のエン・ジャパン、ディップ等が誕生。
HR2.0時代(2000年~2020年)
2000年以降、直近20年は転職が当たり前の時代に。
この20年はHR2.0時代。ITテクノロジーの更なる進化(SNS・AI・SaaS等)、新卒採用構造の変化、プロフェッショナル人材(即戦力)の流動化、働き方の多様化、専門スキルの重要視化、グローバル化、ギグワーカーの台頭などを追い風に、次のような革新的なHR企業が続々と誕生しました。
エス・エム・エス株式会社
2003年設立、介護・医療業界特化型HRサービスの運営。
株式会社アトラエ
2003年設立、ITエンジニア強化型求人サービスの運営。
株式会社リブセンス
2006年設立、成果報課金型求人サービスの運営
株式会社カオナビ
2008年設立、クラウド人事管理ソフトの開発運営。
ランサーズ株式会社
2008年設立、クラウドワーカー・マッチングサイトの運営。
ビジョナル株式会社
2009年設立、ハイクラス人材特化したスカウトサービス「ビズリーチ」等の運営。
ウォンテッドリー株式会社
2010年設立、ソーシャルリクルーティングサービスの運営。
株式会社i-plug
2012年、新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox(オファーボックス)」シリーズの運営
株式会社みらいワークス
2012年設立、プロフェッショナル人材マッチングサービスの運営。
ビザスク株式会社
2012年設立、オンラインスポットコンサルマッチング「ビザスク」の運営。
株式会社サーキュレーション
2014年設立、プロ人材副業プラットフォームの運営。
株式会社ワンキャリア
2015年設立、新卒採用支援、キャリアデータプラットフォームの運営。
フォースタートアップス株式会社
2016年設立、成長産業に属するスタートアップ企業への人材紹介、投資事業等の運営。
これらの会社は今やHR業界を牽引する上場企業。中でも、エス・エム・エス株式会社やビジョナル株式会社は時価総額数千億のメガベンチャーにまで成長。また未上場でも時価総額1000億を超える数少ないユニコーン企業、人事・労務系SaaSのスマートHRが2013年に誕生しています。
このようにHR産業は、時代の変化と共にビジネスチャンスが生まれ、それらを切り開いた高成長スタートアップ・ベンチャー企業を生み出してきたと言えます。
HR3.0時代へ!HR系スタートアップ投資の重要性
2020年に発生したコロナで働き方や就労に対する価値観が大きく変化しましたが、これまでの歴史を振り返ると、価値観の変化は新たなゲームチェンジャーを生み出してきました。
次の20年はまさにHR3.0時代と言えます。DX(リモート)、メタバース、ブロックチェーン(Web3)、SDGsなど新しい価値観が加わり、生成AI(頭脳代替)、ロボティクス(肉体代替)という本来人間が担うHR領域を高度なテクロノジーが省力化・自動化される時代。
スキマ時間に着眼したタイミー、新卒のお祈りメールを新たな採用チャネルに変えるABABA、退職者の出戻りを支援するハッカズーク、履歴書テックのヤギッシュ等、これまでは無かった(もしくはあってもPMFしなかった)分野のHRサービスが台頭。その他にも、少子高齢化の更なる進行による人材不足や労働生産性の低下が生み出す社会課題の中から成長分野を見つけ出し、チャンスを切り開く革新的なHRスタートアップ・ベンチャーが登場してくる可能性は高いと予想しています。
そして、これらのスタートアップ・ベンチャー投資やインキュベーション(孵化)支援は、HR産業が将来に渡って成長していく上で益々重要な活動になっていきます。
HRイノベーション部門では、HR産業における成長分野の創造投資を目的に、HR系スタートアップ・ベンチャー開拓、投資家とのマッチング、各種イベントの企画運営しています。
特化型の強みを活かしながら、VCやエンジェル投資家・専門家のネットワークを構築。成長ポテンシャルの高いHR企業の開拓&投資活動を通じ、HR産業のスタートアップ・エコシステムに貢献して参ります。
投資・資金調達/M&Aの問い合わせ
当サービスは、M&Aを通じてイグジットを検討したいセルサイド(売手)、バイサイド(買手)として買収を検討したい方。または、資金調達をしたいHR系起業家、HRスタートアップ・ベンチャーに投資を検討している投資家・機関が対象となります。